赤ちゃんをあやす時のような、子犬を抱っこする時のような！

ど～も～貴幸です！

230期日曜球出し打ちまくりレッスンのテーマは

「ボレーのタッチ強化！！」です。

そして2週目（2/4）はドロップボレーを練習します👍

この記事のタイトル「赤ちゃんをあやす時のような、子犬を抱っこする時のような！」

という言葉は

錦織選手がファンの方にドロップショットを打つ時のコツを聞かれた時に言っていました。

これを聞いて皆さんはどう思いますか？

僕にはその感覚が全く分かりません(笑)

錦織選手本人も

「僕はちょっと変わっているかもしれませんんが」と前置きをしてコツを言っていましたし

「分かりにくかったらすみません」と最後も言いながらコツを伝授していました。

錦織選手には天才的で独特な感覚があるんだろうなと思います！

皆さんにも錦織選手のような感覚があれば簡単にドロップボレーを打てると思うんですが

それはなかなか難しいので

レッスンでは皆さんに細かくドロップボレーを打つコツをお伝えしていきます。

ラケットワーク

ドロップボレーは、ボールの勢いを吸収してネット際に落とすショットなので

ちょっとでも長く飛んで、浮いてしまうと相手にとってチャンスボールになってしまいます。

スイングの中でボールを飛ばし過ぎてしまう要素をなくさないといけません。

そのためにまず意識する点は、ラケットヘッドの動きを少なくすることです。

ラケットヘッドが大きく動いてしまうと、ラケットの切り替えし動作も大きくなってしまうので

ボールを飛ばし過ぎてしまいます。

ラケットは固定したまま腕全体を使ってラケット操作することが重要です。

またスイングスピードをゆっくりすることも大事になります。

スイングが速ければ当然ボールも飛んでしまうのでネット際に落とすことが難しくなります。

スイングが速くても回転をしっかり掛ければ短く打つことは可能なんですが、

まずはゆっくりスイングして短く打つことに慣れましょう

軌道

次に大事なポイントはボールの軌道です。

先ほどラケットワークのポイントでも言いましたが、

ボールを飛ばし過ぎて浮いてしまうと大ピンチになります。

低い軌道でボールを飛ばすと、短く打つのが難しく長く飛んでしまい、

相手を前に走らせて苦しめようとしたのに、逆に自分を苦しめてしまいます。

ドロップボレーは

ボールの軌道を山なりにすることで、ボールをネット際ギリギリに落とせるようになります。

ただしボールは山なりでも、山なりの頂点がどこかでボールの落下地点が長くも短くもなります。

頂点が相手コート側になるとその位置からボールの落下が始まり、

ボールは真下に落ちるわけでなく、前にも動きながら落下していくので

落下地点は長くなってしまいます。

ボールの頂点が自分のコート側になると落下地点がネット際になりやすいです。

軌道を山なりにするにはラケット面の向きと、ボールからラケットをどう逃がすかで

長くも短くも、高くも低くもコントロールできるようになります。

言葉だけではイメージしづらいと思うので実際にレッスンに来てもらえるれば体感できると思います。

回転

最後のポイントは回転です。

バウンド後もなるべくボールが前に弾まないように、できるだけ止めたいです。

なんなら戻るように弾ませられればより相手を走らせることが出来ます。

そのためにはボールにアンダースピンを掛ける必要があります。

ボールを捉える瞬間、ボールの下にラケットを動かして、逃がしてあげれば回転が多く掛かります。

ただ回転を掛け過ぎてしまうとボールが前に飛ばずにネットミスに繋がるので、

前に飛ばす要素を残しつつ、ボールの勢いを殺してネット際に落とす技術を手にしたい。

最後に

様々なショットの中でもドロップボレーは繊細なタッチ感覚と技術が必要なショットになります。

ただしボールを捉える感覚と力加減を掴んでくるとあっという間に打てるようになるし、

ボレー全般のタッチ感覚が養われます。

ドロップボレーの練習をすれば他のボレーもレベルアップする事間違いなし！

ボールを強く打つことは体格や筋力も必要で、人それぞれ限度がありますが、

ドロップボレーなどのゆっくりなボールはタッチの感覚とラケットワークのコツを掴んでしまえば

どんな方でも打てるようになります！

赤ちゃんをあやすのが得意な方、

普段ワンちゃんを抱っこしている方はすぐ打てるようになっちゃうかもですよ(笑)

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