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アプローチと1stボレー

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2024.03.01

スケジュール

230期中級5週目のテーマは
攻めよう!アプローチと1stボレー
になります。

1週目はフォアストロークの打ち込みで
3週目がフォアボレーの打ち込みだったので
5週目はその2つをミックスさせたテーマになります。

実戦で各ショットを組み合わせて
実用的に使えるようにするのが今週の目標になります。

なので、
使うショットはフォアアプローチとフォアボレーとし
各ショットの打ち方は下のリンクからご確認ください。

フォアストローク打ち込み
フォアボレー打ち込み

繋ぎは無い!あるのは攻めと守り

ダイビングショット

試合をするにあたり必要な心構えがあります。
それは
繋ぎのショットという考え方を無くすという覚悟です。
これはアプローチと1stボレーに限った事ではありません。
テニス全般に言える事です。

テニスはパーセンテージスポーツなのでミスをしてはいけない。
だから安全にリスクの低いショットで構成する。
これは正しいです。
何でもかんでも全力で打ち込みましょう!
っていう話ではないです。

返球に意思を込める

テニスは決断の連続です。
どこに打つ
どんなスピードで打つ
どんな打ち方で打つ
その他無数に決断しないといけない事があります。
しかも毎球です。

そこに「何となく打つ」という要素を極力無くしたいです。

テニスはラケットでボールを打つスポーツだと思いがちなので
打ち方にフォーカスされる事が多いですが
テニスは盤面を支配するゲームです。
ショットはその手段として使います。

コートという盤面を支配する為に使うショットを何となく打ついう事は
将棋で何となく駒を動かしてると同意です。

もちろん思惑通りにいかない事も多々あります。
しかし、
意思を込めるという事が何より大事なのです。

では具体的にどのように意思を込めるのか。

まずは相手のストライクゾーンを外す

相手が気持ちよく打てない為の方法として以下の3点があります。
・コントロールする
・スピードを出す
・回転を掛けて変化させる

これにより
相手からチャンスボールを引き出します。

・コントロールする
バウンドから程良い距離があると打ちやすくなるので
深く打ちバウンドの近くで打たせたり
浅く打ちバウンドから遠くで打たせたり
遠くに打ち走らせて体勢を崩したりを狙います。
また、
一般的にフォアよりバックの方が攻撃力が低い場合が多いので
バック側を狙うのも効果的です。

・スピードを出す
スピードはコントロールを誤魔化せます。
多少遠くに打っても遅い球なら余裕を持って間に合うコースでも
スピードがあれば間に合わなくさせる事が出来ます。
また、
バウンドから程良い距離であっても
スピードがあれば相手からバウンド後の時間を奪えるので打ち辛くさせる事ができます。
ただし、
スピードを出す事自体にミスのリスクがありますので
コントロールとのバランスを取る必要があります。

・回転を掛けて変化させる
人は目の構造上縦の変化に弱いです。
目は前向きに横に並んでます。
しかも横長に開いている構造になってます。
有効視認範囲も縦より横の方が広いです。
なので、
オーバースピンで跳ねさせる
もしくはスライスで滑らす
これだけでも視認的対応が多少困難になります。
しかも跳ねて高い打点で対応させればショット的にも難しくなります。
バック側ならなおさらです。

以上3パターンが基本的なストライクゾーンの外し方になります。

早い段階で決めきる

ストライクゾーンを外せたかは
相手が打ち込んだかどうかが一つの目安です。
相手を苦しめれば打ち込まれる可能性は減ります。

しかし、
5回も6回も連続で相手を苦しめ続けるのは至難の業です。
なので早めに決めきる必要があります。
言い換えると、
決めきる為に相手を苦しめます。

攻撃にはミスのリスクが伴います。
ミスのリスクを減らす為にも早い段階で決めきる習慣を付けたいです。

決めきるつもりで打って決めきれれば
その選択とショットが正解だったと分かります。
逆に返球されれば何かが間違っている事に気づかされます。
苦しめようとするショットより
正解不正解が分かりやすいので
選択とショットの向上に繋がります。

アプローチ

フォアストローク

アプローチショットを打つ状態は明確なチャンスです。
しっかり攻めの意思を込めて打ち込む必要があります。
とは言っても
様々な理由で強く打つのを怖く感じる事があります。
そうなると、
無意識のうちにコース、スピード、変化が甘くなります。
リスクとの兼ね合いは必要ですが
自身が納得いくショットを妥協せず打ちましょう!

1stボレー

ボレー

アプローチで相手を苦しめる事が出来れば
1stボレーでもしっかり苦しめないと
アプローチでリスクを取った勇気が報われないです。

ローボレーやハーフボレーで難しい状況なら
凌ぐショットになるのもやむなしですが
ミドルボレー以上なら攻めのチャンスです。

そうです。
ボレーはロー、ハーフ以外は明確な攻めチャンスです。
自分のポジションは関係ありません。
強烈に打ち込めるようならさっさと決めきるべきです。
決めきれないまでも相手を苦しめる選択をして打ちましょう👍

ちなみに
ロー、ハーフボレーを打たされる際は
ドロップショットも試してみたいです。
打ち込むようなキレのあるスピードボールが打てない状況でも
相手を苦しめる選択肢はあります。

試合でいきなり攻めるのは勇気がいりますしリスクが高いです。
なので、
普段から攻めるボレーを練習しましょう。
練習方法は下記の記事を参考にしてみて下さい。
ボレーの練習方法

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