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あなたのフォアボレーを本物にする方法

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2023.10.16

一般テニス愛好家において
2UP平行陣で有利に戦う事は最重要だと言っても
過言ではありません。

理由は
・相手ストロークの時間を奪える
・ネットに近いので角度を付ける事が容易
・チャンスボールを決めきる事が容易
などが挙げられます。

今回はネットプレーの中でも
フォアボレーに焦点を当てて解説していきます。

相手ストロークの時間を奪う

ストローク同士の打ち合いよりも
距離が短くなる分
相手の返球が早くなります。

これはボレーヤー、ストローカー両方に言える事ですが
ボレーヤーはフォームがストロークよりシンプルなので
構えから打つまでを短い時間で済ます事ができます。

ストローカーは時間だけが短くなるので
対ボレーヤーへの対応は
対ストローカーへの対応と比べて急ぐ必要があります。

なので、
2UPになってボレーで応戦するなら
より一層相手の時間を奪う返球にしたいです。

方法その1
・スピードを上げる

これは効果的ですが
ミスのリスクも上がります。

ショットの難易度が上がらないように相手の時間を奪うとすると

方法その2
・ネットに近づく

ネットに近づく程ショットの難易度は下がります。

しかし、
ロブを打たれると対応が難しくなります。
ポジショニングは
ロブに対応できる範囲内で前となり
一般的に2UPの後衛の場合サービスライン前後となります。

ショットとポジショニングにリスク無く相手の時間を奪うとなると

方法その3
・とにかく低くコントロール

コントロールできる範囲内で高さを調整します。

低ければ
滞空時間が短くなるので相手の時間を奪えます。

スピードの無理が無いので安定して打つ事が出来ます。

そして、
低く深いボールは鋭いので
相手は打ちにくいです。

短くなったとしても
低ければ相手のチャンスにはなりにくいです。

なので、
浮かない事がとにかく重要になります。

相手の時間を奪うフォアボレーの結論は
「フォームの中から浮いてしまう要素を無くす」
になります。

角度を付ける

テニスのシルエット

ポジショニングを上げる程
広角かつ鋭角に角度を付けやすくなります。

無理がない範囲内で
効果的なコースを狙いやすいのがボレーです。

ならばどこを狙うか。

一般的には相手のバックストロークです。

しかも連続で打つほど効果は高くなります。

なので、
ピンポイントのコントロールが必要になります。

せっかく広角かつ鋭角に打ちやすいポジションにいても
自信を持ってコントロールし続けないと
優位性が保てなくなります。

という事は、
コントロールしやすいフォームである必要があります。

具体的には
ラケット面が暴れないフォームです。

ラケット面が暴れるフォームは
手打ちになりやすく怪我のリスクも上がります。

コントロールを向上させるもう一つの要素は回転です。

一般的にはスライス回転を連想すると思います。

しかし、
スライス回転を意識すると
フォームの中にボールが浮く要素が発生します。

結果的にスライス回転にはなりますが
浮く要素が発生しないように回転をかける必要があります。

角度を付けて相手を苦しめる方法の結論としては
バックを狙い続けるコントロールの為に
・面を安定させる
・浮く要素無く回転をかける
この2点が必要になります。

チャンスボールを決めきる

相手の時間を奪う為に低くコントロールし
より苦しめる為にバックに打ち続ける。

これをやり続ければ
チャンスボールが来ます。

チャンスなので
相手が触れないところに打ち込む必要があります。

打ったボールが遅いと
相手の守備範囲が広くなり
返球される可能性が高くなります。

決めきるには
綺麗事抜きに「スピード」が必要です。

コースさえ良ければ決まります
なんて事はありません。

見合ったスピードを出せないと拾われます。

折角のチャンスを決めきれないと
試合の流れが悪くなります。

なので、
繋ぎのボールとは一味違うスピードボールを打たないといけません。

スピードを出すので
力んでしまう事があると思います。

冷静に力まずコースを狙って打ちましょう
って言うのは簡単ですが
咄嗟に来たチャンスなんです。

そりゃ力んじゃいますよ。
人間だもの。

逆なんです。
力んでもスピード、回転、コースを
しっかりコントロールできないと実用性が無いんです。

でも、
力んでも良いんですが
頑張っちゃダメです。

頑張らなきゃスピードが出ない
っていうのだとミスります。

頑張らないでも簡単にスピードが出せる
っていう状態にする必要があります。

これは間違いなくフォームで解決できます。

フォアボレーのフォームをまとめると
・浮く要素が無い
・コントロール向上の面安定性
・コントロール向上の回転
・力んでも全てをコントロールできる
・頑張らなくてもスピードが出る

では具体的にどうすればそのようなフォアボレーが打てるのか

本物のフォアボレーを手に入れる方法

本物になるにはコートで練習するしかないです。

球出しだけで2時間みっちり行えば
必ず良い感覚をゲットできます。

知って試すのがこのレッスンになります。

完璧にものにするには
継続して努力して習熟する必要があります。

努力と書きましたが
フォアボレーを究極にシンプル化するので
自然と継続すると思います。

そして今回の内容は下記になります。
・浮く要素が無い
・コントロール向上の面安定性
・コントロール向上の回転
・力んでも全てをコントロールできる
・頑張らなくてもスピードが出る

上記の要素は今までのレッスンでも伝えてましたが
今回の内容は通常レッスンでは一切触れていません。

ご参加いただければ
必ずフォアボレーが上達します。

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