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テニスにおけるメンタルが「強い」「弱い」とは?

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2024.03.06

こんにちは!

カズッキーです!

テニスはよく、メンタルのスポーツだと言われます。

シングルスに限って言えばコート上にいるのは相手と自分の二人きり、頼れる味方は己のみ。

そんな時にいわゆるメンタルが崩れて、プレーが雑になったり、いつもだったら打てるショットが打てなかったりすると負けに直結してしまいます。

「あの選手はピンチでも動じないなぁ」「劣勢からの逆転勝利が多いなぁ」そんな選手にはしばしばメンタルが強いと形容してしまいます。

人前に出るのが苦手な人、いつも詰めが甘い人はメンタルが弱いというレッテルが張られてしまいます。

そのようなメンタルが弱い人はテニスが強くなることはできないのでしょうか。

そもそものメンタルが「強い」「弱い」とは何なのでしょうか。

そもそもメンタルって何?

メンタルとは辞書によると………「心に関するさま。精神的。心理的。」

メンタルが強い、弱いとは精神力が強いか弱いかという事になります。

テニスにおいてどのような時にメンタル(精神力)が必要になるでしょうか。

狭いと思っている空間や的に目がけてコントロールしなければいけない時に人はかなりのストレスを感じます。

そのストレスを良い方に発揮できるか、悪い方に失敗してしまうかという時に精神力が必要になります。

具体例を出すとテニスは一見するとコートは広く、そんなにストレスがかからないように感じますが他のラケットスポーツと比べると明らかにボールが飛びやすいスポーツです。

という事は飛びやすいボールとラケットでコートに入れる競技です。さらに一度のミスも許されない入れ続けなければいけません。

他にはアーチェリーなども小さな的に狙い続ける繊細なコントロールを必要とするスポーツです。

人気のスポーツでいえば野球やゴルフはどうでしょう。

野球のバッターは作戦としてそれだけではないのは承知していますが、とにかく遠くへ飛ばせれば勝ち。

対するピッチャーは18メートルくらい離れた距離から小さなストライクゾーンを狙わなければなりません。

ゴルフはというとドライバーで飛ばすときは飛距離を出したいのである程度の方向を決めて思いっ切り振ります。

逆にパターは小さなカップに入れなければいけないので繊細なタッチが求められます。

このように遠くに飛ばすという時はどちらかというと思いっ切り気持ちよくプレーができ、微妙なコントロールが必要な時に繊細な力加減が必要でストレスがかかります。

自分自身にストレスがかかった時にメンタルの強さが現れます。

テニスでメンタルが強い人とはそういうストレスが掛かった時に動じずに自分のプレーが出せるかという事だと思います。

メンタルは鍛えられるか?

メンタルは弱いよりかは強い方がいいと思いますよね。

では、メンタルは鍛えたら強くなるのでしょうか。

日本ではよく武道や競技をするときに「心」「技」「体」を鍛えなさいと言います。

「心」がメンタル、「技」はテクニック、「体」はフィジカルとなります。

この3つは一つ一つが独立しているのではなく、互いに作用していると考えます。

心(メンタル)が弱気になっていると、体(フィジカル)は強張り、技(テクニック)は使えなくなります。

なので、心だけを鍛えるというよりも他の部分を鍛えることで結果的にメンタルが強くなっているという事が理想ではないかと思います。

心だけを鍛えるというのはなかなか難しいですから、まずは技と体を先に鍛えましょう。

フィジカルを鍛えるとメンタルはどうなる?

まずはフィジカルを鍛えた場合にメンタルにどういう効果があるでしょうか。

フィジカルには筋力、持久力、瞬発力、俊敏性などがあります。

今回のテーマのメンタルを強くするために必要なフィジカルは持久力と俊敏性です。

持久力がなく、すぐ疲れてしまう人は考えてプレーすることができなくなりプレーが後手になります。

そうするとミスショットを直すことや相手の弱点を突くことができずにポイントを失うことが増えていきます。

冷静な判断ができなくなると無理なプレーが増えてポイントを落とします。

ますますメンタルにストレスがかかり精神的に崩れていきます。

これが持久力がある場合には余裕を持ってプレーの選択ができることにより、毎回最適解を導き出し、グッドなショットを打つことができます。

俊敏性の必要な点はフットワークが良いと常に良い打点、良いバランスで打てるようになるという事です。

そのおかげでショットが安定して精神的にも安定することができます。

テクニックを鍛えるとメンタルはどうなる?

メンタルを鍛えるための大本命はこのテクニックを鍛えることにあると思っています。

一般のテニス愛好家の方はフィジカルを上げるトレーニングをすることは難しい、普段のテニスをするなかで心技体を同時に鍛えることができれば望ましい。

そんな時にテクニックに注視して鍛えるともれなくフィジカルとメンタルも一緒に鍛えることができます。

具体的にどうすればいいかというと自分のショットからミスをする可能性の要素を取り除くという事です。

アウトミスの要素を取り除くためにスピンをかける。

ネットミスの要素を取り除くために弾道を上げる。

ミスを減らすために短く狙う。

それだけで自分に自信がつき、ミスらないショットを手に入れることができます。

具体的な技術力の練習方法として、練習のうちから自分にとって少し技術的に難しいことをするといいです。

例えば、スピンの量を増やしたり減らしたり調節してコントロールしてみる、ボレーをネットから離れた位置で行う、ショットのスピードを上げてみるなどです。

練習で少し難しいことをして、試合でそれよりも易しい事をすればミスも少なくなります。

ミスをしないショットを手に入れるという事は心が安定してメンタルが安定するという事です。

まとめ

テニスにおけるメンタルが強いとは試合で平常心を保てるかという事です。

そのためにはミスを減らしていくことが必要です。

メンタルだけを鍛えることは難しいので、心技体をバランスよく鍛えることでお互いに相乗効果を生み、結果的ににメンタルが強くなっていきます。

その中で手っ取り早く鍛えることができるのがテクニックです。

自分のテニスのテクニックを鍛えてあげて、自分のショットからどれだけミスの要素を減らしてあげられるかで試合中に心が乱れることは少なくなります。

テクニックを鍛えるためにはオンコートでの練習が必要ですからやればやるほどフィジカルも同時に強くなります。

もし、今自分はメンタルが弱くてテニスが上手くいかないと悩んでいる方がいましたら、テクニックから鍛えていくのをお勧めします。

心が乱れるのはどんなときか、どんなショットか、どういうミスが多いのかを分析して、そのミスの原因を取り除いてあげればおのずと自信がついてメンタルも強くなると思います。

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