ど~も~渡邊貴幸です🎾
230期日曜球出し打ちまくり5,6週目はファーストボレーを練習します!
ファーストボレーとは
サーブやリターン、アプローチを打って自分のポジションを前に上げた時、最初に打つボレーの事です
並行陣になるためには必ず必要なショットなので、
ファーストボレーを安定させることが出来ればダブルスがレベルアップすること間違いなしです😊
今回のレッスンでは、相手から緩く浅いボールつまりチャンスボールが来てアプローチを打ってからのファーストボレーを練習していきます!
サーブからのファーストボレーは、ベースラインから自分のタイミングでサーブを打ち並行陣の陣形になるので、サーブを打つ前からネットに近づくことを考えていますが
アプローチからのファーストボレーは相手のボールによって前に出るか出ないかの判断をしなければいけないし、アプローチを打つ場所もサーブと違ってバラバラです。
なので前に動かなければいけない距離やスピードも毎回違うことになります、状況判断とアプローチを打つコースも考えないといけませんし、アプローチを打った後のポジションも重要です😁
チャンスボールはコート内に入ってアプローチを打つので、サーブ後に前に出るより距離が短くなることはメリットになります!
さらにチャンスボールが来てる時点で相手は苦しい状況なので、並行陣になることによって相手が体勢を整える前に攻め切ることが出来るんです!
今回はファーストボレーを安定させるための大事なポイントをお伝えしていきます❗
ボールへの準備とポジション
今回のレッスンはファーストボレーがテーマなのでアプローチの打つコースや打ち方などは練習しませんが、相手後衛からチャンスが来てアプローチを打つので、体勢を崩している後衛側(クロス)にアプローチを打ったと仮定してファーストボレーの練習をします!
まず最初のポイントは準備とポジションになります、ファーストボレーは自分が前に動きながらボレーをするので、すでにネットの近くで打つボレーとは状況が違います。
ボールに対してどのように準備をして、どのポジションで構えるべきなのか、ファーストボレーを打った後はどこに動けばいいのか説明していきます!
全力ダッシュは必要なし!
ボレーはネットに近づけば近づくほどミスをするリスクも減って簡単になります。
なのでファーストボレーもネットの近くで打つことが出来れば安定させることが出来るんです👌
しかしアプローチを打つポジションはサービスラインから2,3歩後ろの位置になると思います、打つ位置は相手が打ったボールによって変わるんですが、基本的にはサービスライン近くでアプローチを打つとするとネットまでは距離があります。
さらにアプローチはスピードのあるショットなので相手に到達する時間も早いです。
けどネットの近くでファーストボレーしたいからダッシュしてなるべく前に出ようとするとどうですか?
皆さん前にダッシュしながら飛んできているボールを安定してコントロール出来そうですか?僕は自信がないです😅
ダッシュしている勢いと飛んできているボールの勢いがぶつかって大きくアウトしてしまうイメージです、ボールとのタイミングも取りづらそうで難しいボレーになりそう😖
全力ダッシュしながらでもボールコントロールできる方はいいんですが、その方は相当な上級者だと思います!
もちろん前に出るために走るんですが、全力ダッシュは必要ないです。
長い距離を走る必要もないです、ファーストボレーを打つポジションは後ろになってしまいますが、良い体勢で安定したボレーを打つことを重視しましょう!
相手が打つ時にはスプリットステップ!
アプローチを打った後はジョギングぐらいのペースでネットに近づきます!
自分が打ったボールスピードによりますが、2,3歩で相手にボールが到達すると思うので相手がボールを捉えた時と同じタイミングでちいさくジャンプします。
これがスプリットステップです、テニスでは基本動作のひとつなんですが、レッスンをしているとスプリットステップしている方は少ない印象です🥺
なぜスプリットステップをするのか簡単に説明すると、ちいさくジャンプして、止まった状態から前後左右どの方向にも素早く動けるようにするためです。
さらにジャンプをして着地をする反動でコートを蹴ることで1歩目の反応を速くするためでもあります!
ファーストボレーを打つ前だけじゃなくどんな時もスプリットステップはするべきなんですが、特にファーストボレーは前に動きながらどこに飛んでくるかわからないボールを返球しなければいけないので、スプリットステップをすることで1度止まって体勢を整えてボレーをすることが出来ます。
ファーストボレー後は前に出過ぎるな!
並行陣は攻めの陣形なのでなるべく早くポイントを奪いに行くべきです。
ファーストボレーでポイントを取れればいいんですが、ファーストボレーの後も当然ラリーは続きます❗
しかし焦ってファーストボレーを打った後前に出過ぎてしまうと、ペアと立ち位置が被ってしまい、2人ともネットの近くに立っていることになります。
そうなるとロブを打たれた時どっちも取りに行けず、せっかく並行陣になったのにポイントを取られてしまうことになります!
並行陣は2人とも前にいるので、コート後方にスペースが出来るのでロブを打たれることが多くなります。
なのでロブを打たれた時に対応できるポジションにいるべきなんです。
ファーストボレーはサービスライン近くで打つと思うので、打った後は前に出過ぎず、まずは打った位置で構えてスプリットステップです。
その後ボールが浮いてきてチャンスだったら前に詰めて攻めるようにしましょう。
コースと深さ
ファーストボレーは並行陣になった時の最初のボレーですが、どこに打ってもいいというわけではありません。
当然飛んできたボールや自分の体勢、相手のポジションによって打つべきコースがあるんです!
せっかく並行陣になったのにポイントを取られてしまったら前に出た意味がなくなってしまいます。
ネットに近づくことで相手にプレッシャーを与えて、より簡単にポイントを取る!
ただファーストボレーを打つだけではなく、打つコースと深さを考えることが出来ればプレーが楽になります🤗
沈められたら浮かせるな!
アプローチが甘くなってしまった時、相手は足元に沈めるボールを打ってくる可能性が高いです。
ファーストボレーの位置がサービスライン付近だとボールを沈めるスペースがあるので難しいローボレー、ハーフボレーを打たせたいと考えるでしょう!
そしてネットより低い打点で取らせてボレーを浮かせようとします。
浮いたボールは前衛が触るか、沈めた自分が攻めるかするので並行陣になって攻めようとしたのにボールを浮かせてしまったことで攻守が逆転してしまいます😣
まずはアプローチが甘くならないように打つことが大事なんですが、ファーストボレーを打つポジションはサービスライン付近なので足元でボレーすることが多くなります。
今回のレッスンは足元のファーストボレーの練習をメインにしようと思っています。
ボレーを浮かないようにするにはラケットワークと面の作り方、打点が大事になります。
細かくは実際にレッスンに来ていただいたときにお伝えしていきたいと思います🤭
沈められた時は、相手前衛に触られないようにクロスへ
低い場所でボレーをさせられたので、体勢を整えるための時間を作るためにクロスへ
ローボレー、ハーフボレーはネットミスしたくないので、ネットの低い真ん中を通過するようにクロスへ
沈められた時は相手前衛が動いていなければクロスへ打つのがセオリーです!
浮いてきたら迷わず攻めろ!
アプローチでしっかり相手を苦しめることが出来たらチャンスが来るはずです!
サービスライン付近でスプリットステップをしてボールが浮いてきたと判断したらネットに詰めていきます。
ネットに近づき過ぎてロブを打たれるのが怖いですが、1発で決めちゃえばロブを怖がることはありません。
浮いてきたらなるべくネットに近づいて決めきりましょう!
このファーストボレーが甘いと前に詰めているからロブを打たれてしまうので確実に決めきる必要があります。
打つコースは前衛側(ストレート)に打ちましょう!
クロスは相手との距離が遠いので返球されてしまう可能性が高まります、距離の近い前衛側に強めのボレーを打つことが出来れば1発でポイントを取れるはずです(*^-^*)
また相手後衛を後ろに下げることが出来ていればドロップボレーやアングルに打つのも良いでしょう👍
ボレーは浅くてもいいぞ!
深くボレーをコントロールすることが出来るならもちろんいいんですが、僕は浅くてもいいと思っています!
深く狙ってしまうとアウトミスのリスクが高まりますし、深く打とうとすることでボールが浮いてしまう可能性もあります。
むしろ浅く打てた方がポイントに繋がりやすいです。
ベースラインで構えている相手にはドロップボレーほどネット際じゃなくても低く浅く打てればポイントになりますし、取られても体勢が崩れているので次決めればいいんです😁
クロスへ打つにもストレートへ打つにも深く打つ必要はないです、自分の打つポジションが前なのでアウトもしやすいです、低く浅くを意識しましょう!
低く打つことを意識していればボールスピードを自然と速くなります。
軌道が高いとボールスピードは落ちるので威力あるボレーを打ちたい方は低いボレーを打てるように練習してみてください😙