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230期第3,4週のテーマは
バックハンドストロークになります。
今回は片手バックハンドストロークの基本をいきます。
片手バックハンドストロークを語るにあたって一番重要なのは
「飛ばす事に苦労しない」為のテクニックだと考えてます。
威力を出すのに大変な思いをする方が多いです。
色々な身体の部位を意図的に動かす事で
腕の動きを加速する為の助走を作る。
これを通常大振りと言います。
大振りと言うとラケットの移動距離と思いがちですが
身体の動かし方の事を指します。
しかしそういった努力は達成感を得るので気持ちよく
正しい事をしてるような錯覚に陥ります。
もしくは
場合によってはギリ正しい時もあります。
例えば、
体勢十分な状態で威力の無い球が来た時
身体全体をダイナミックに動かしてボールに威力を加える。
球出しなどの打ちやすい状況状態を想像してみると分かりやすいです。
そんな時は大振りでも対応できるので
間違った打ち方とまでは言いません。
とはいえ
効率良く楽に飛ばせるポイントを押さえたうえで大振りした方がいいので
今回はそのポイントを3つ紹介します
1.横回転を掛ける
![ワウリンカ](https://worldtennisschool.com/wp-content/uploads/2024/02/1701241700_1.jpg)
スイング初動ラケットダウン完了時は
先端が進行方向に対して後ろにあります。
先端が遅れグリップが打球方向に進むので
ネットに対してラケットは垂直になってるイメージです。
打点ではネットとラケットは平行です。
という事は
ラケットの角度が切り替わるタイミングがあるという事です。
この時ラケット先端がコブシの速度を超えます。
加速しているコブシのスピードを一気に抜き去るので
ラケット先端の加速はかなり大きなものになります。
この大きな加速をしている時と打点のタイミングが合うと
楽に速いボールを打つ事が出来ます。
ラケットがネットに垂直の状態からネットと平行になる角度の切り替わりがパワーの源となります。
しかし、
ネットと平行を過ぎて
ネットに先端が向くまで動かしてしまうと固定の力が利用できません。
そこで
自然とラケットがネットと平行を保つよう固定の力を使う為の動作が横回転になります。
ラケットでボールを横滑りさせるイメージです。
ラケットとネットが平行を保たないと横滑りできません。
ラケットがネットに対して垂直から平行に角度が切り替わってその角度が保たれる。
これで1つ目の固定の力を利用できます。
2.回旋を固定する
![](https://worldtennisschool.com/wp-content/uploads/2024/02/main_ce3aebc8d6c3f239d94160b6058a5219.jpg)
横回転を掛ける事で固定の力を使う事が出来ますが
更に意図的に固定の力を使いこなしたいです。
そこで
回旋の固定を使います。
回旋とはラケット先端が下から上に動かす動作です。
ボールに横回転を掛けると言いましたが
横回転だけでは安定しないので縦回転も掛けます。
縦回転を掛けるのが回旋動作になります。
ラケット先端をボールの真後ろからボールの上に抜けるよう回旋します。
ここで注意点があります。
ボールの下からボールの上に先端を動かそうとするのはやり過ぎです。
止める動作ではなく動かす動作になってしまいます。
回旋は止めますが
回旋が止まったまま腕は背中側に動きます。
そしてこれらの動作も小手先で行います。
横回転を掛ける動作は
腕を背中側に動かす動作なので背中の筋肉ガッツリ使います。
小手先で回旋させても
肩の回旋になるので同様に体幹部の筋肉がガッツリ関与します。
そうです
これらの動作をしっかり行えば手打ちにはなりません。
体感部の筋肉は動かすのではなく使うのです。
この手打ち感覚で無意識に体感を使う打ち方が片手バックには必要になります。
例えば走らされて体勢が悪い時
身体の使い方が上手くないとしっかりボールを飛ばせません。
しっかり踏ん張る事が出来ない状況でも
そこそこ良い球が打てるかが
片手バックの一番のネック
![](https://worldtennisschool.com/wp-content/uploads/2024/02/mqdefault.jpg)
次章で足の使い方を説明しますが
足を100%移動に使わないといけない場面が出てきます。
その時にある程度しっかり返球できないと
相手からバック攻めを食らった時に凌ぎきれなく苦しい思いをします。
そして、
相手が速かったり深かったりするボールを打ってきた時
コンパクトにブロックできるかどうかも
手打ち感覚で体幹を使えるかどうかにかかってます。
3.つっかえ棒で打つ
![](https://worldtennisschool.com/wp-content/uploads/2024/02/sports-4172774_1280-1-1024x576.jpg)
踏み込み足はつっかえ棒にします。
強いボールを打とうとして前のめりになってしまうと
力が伝わりにくいです。
これは野球ですが
身体が前のめりになるのを
踏み込み足で押さえてます。
前のめりの前傾になるくらいなら
後傾の方が力が入ります。
![](https://worldtennisschool.com/wp-content/uploads/2024/02/baseball-1378662_1280-682x1024.jpg)
細かい説明は省きますが
踏み込み足をつっかえ棒にすると
軸足の股関節に力が入ります。
腹筋と背筋にも力が入ります。
腹筋背筋股関節すべてが機能します。
楽にボールを飛ばせる感覚が得やすいのでお勧めです。
如何でしたでしょうか。
動作を文章で読み解くのは大変だと思います。
でも、
じっくり考えながらテニスに向き合うっていい時間だと思います。
今回は補足の動画を添付しましたので
よかったらご覧ください😊
横回転に関しては言及してない動画ですが
参考になると嬉しいです。
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