効率良く練習しよう！ダブルス

中上級の230期5週目テーマは
効率良く練習しよう！ダブルス編
となります。

1週目3週目同様
実践に即して上達に繋がる練習をしましょう！
というのがテーマであり
ショットではなく総合的な練習になります。

一般的にテニスはミスしない方が有利とされています。
なので、
ミスしない練習が実践的になりますがそれだけじゃ足りないです。

ミスしやすい状況で安定感を出せるようになる為の練習が
効率の良いダブルス練習になります。

具体的には
守り抜く守備力と
決めきる攻撃力
この2つになります。

守るには攻撃されないといけないので
今回は攻撃に重点をおいて説明します。

アプローチで攻める

ゆっくりで浅い球
自分の体勢十分
こんな状態だったら
アプローチで攻めたいです。

強打だけが攻めではありませんが
チャンスボールに対して打ち込むという選択肢が無いのは勿体ないです。

打ち込まれないと思われたら
相手にプレッシャーをかけにくくなります。

チャンスボールを与えたらヤバい！
っていうプレッシャーを与えるのが簡単なのが打ち込みです。

とは言っても
打ち込み自体は簡単なショットではありません。

ボールを強く打つというのは
速い球を短くコントロールする必要があります。

しかも相手からのボールがゆっくりなら
自分から威力を足さないといけません。

抜け感があり過ぎると擦れた当りになるし
抜け感が足りないと飛び過ぎちゃうし。

ミスを怖がって中途半端なアプローチを打つと
相手のドストライクに入って返り討ちなんて事にもなりかねません。

ここで大事になってくるのが普段の練習です。
技術的負荷をしっかりかけて打っていれば
試合などで大事な場面においても自信を持って打てるようになります。

技術的負荷の掛け方は下のリンクより詳細記事に飛べます。
効率良く練習しよう！ストローク編

1stボレーから攻める

アプローチでしっかり攻める事が出来れば
相手からチャンスボールが飛んでくる確率が上がります。

もちろん必ずチャンスになるとは言えませんが
アプローチは相手からのチャンスボールを引き出す為に打ちますので
チャンスが来たら連続で攻撃しましょう。

折角アプローチで相手を苦しめても
次のショットでゆっくり続けてしまうと
相手は一瞬で息を吹き返してきます。

ここぞとばかりに相手が攻撃を仕掛けてきて
アプローチでリスクを取って攻撃した効果が無くなります。

なので、
アプローチで得たチャンスは1stボレーで更なる攻撃に繋げましょう。

強い球が打てない状況なら
ドロップショットなどが有効です。

しかし、
強いボールが打てる状況なら
練習では強く打ちましょう！

スピードあるボールをしっかりコントロールする
しかもネットから遠いサービスライン付近からのボレーとなると
ショットの難易度は高くなります。

ミスを恐れる気持ちが瞬間的に芽生えます。
恐怖感との戦いになります。

その恐怖感に勝つのに一番効果があるのは「慣れ」です。

強いボールを打つのが当たり前という状況を練習で作り込んでください。

試合では、
当り前になってる事しかできないと思って下さい。

強いボレーを打つのが当たり前にする為の練習方法は下のリンクから詳細をご確認ください。
効率良く練習しよう！ボレー編

強いフォアボレーの打ち方は下のリンクから詳細をご確認できます。
フォアボレーの打ち込み方

早めに決めきろう

攻撃には大きく分けて2パターンあります。
・相手を苦しめる
・決めきる

相手を苦しめる攻めは
相手から打ち込まれなければ成功です。

決めきる攻めは
相手に返球させなければ成功です。

難易度は決めきる方が高いです。

かと言って
少し難易度が低い「相手を苦しめるボレー」を何回も打ち続けるのは困難です。
5回連続苦しめるボレーを打とう！と思っても
どこかで相手が苦しまないボールを打ってしまいます。

攻撃はコスパです。
何回も使わないといけないというのはコスパ悪いです。
リスク垂れ流しだと思って下さい。

なのでワンチャンあったら即決めきる
これを習慣化したいです。

その為には
普段のゲーム練習からバチクソに決めにかかってください。

最初は無理打ちが多くなると思います。
でも、
「ここにこう打てば決まるんだ」という気づきが必要です。

一度気づけば次にやる事は
「ここにこう打てる」状況の把握です。

「ドチャンスじゃなくても打てるじゃん！」っていう気づきです。

絶対に打てるっていう状況と
絶対に打てないっていう状況は分かりやすいです。

打てるかどうか微妙な状況を的確に判断できるよう練習で作り込みます。

なので最初は無理打ちがあっても良いです。
ミスっちゃダメっていうのは確かに鉄則です。
でも、
それに縛られ過ぎて可能性を広げられないのは勿体ないです。

決めきるには「閃きの瞬発力」が必要になります。
相手の返球を自分が打つまでの一瞬で
「どのコースにどのくらいのスピードで打つ」
というのを判断してその通りに打たないと決まりません。

逆に言うと
決めきる練習は「閃きの瞬発力」の訓練にもなります。

早めに決めきれば
自分が打つ回数を減らせるのでミスのリスクを減らせるし
閃きの瞬発力の訓練にもなるし
攻められた側からすると凌ぐ練習にもなります。

是非妥協せず行って下さい👍

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