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初心者でも迷わない!テニス・ダブルスの基本ルール・動き・戦術完全ガイド

テニスブログ

2026.01.12

テニス愛好家の皆さん、こんにちは! 今日は、テニスの醍醐味であり、奥深さが詰まった「ダブルス」について、初心者の方でも分かりやすく、そして明日からすぐに使える実践的な内容までお届けします。

シングルスは「孤独な決闘」ですが、ダブルスは「二人三脚」。 ペアとハイタッチを交わした瞬間の喜びは、何にも代えがたいものがありますよね。

この記事では、基本のルールから、ペアとの役割分担、そして試合で勝つための必勝戦術まで、たっぷりと解説していきます。さらに、より実践的なテクニックを深掘りしたい方のために、専門的な解説記事へのリンクも配置しました。これを読めば、あなたのダブルスIQが一気に上がること間違いなしです!

はじめに:ダブルスのペアは「二人三脚の騎士」

最初に、ダブルスのイメージを共有しましょう。 ダブルスのペアは、「二人三脚で巨大な盾を持ち、同時に一本の剣を振るう騎士」のようなものです。 一人が相手を崩し(お膳立て)、もう一人が仕留める。あるいは、一人が守っている間に、もう一人が攻撃の準備をする。この役割がカチッと噛み合ったとき、シングルスでは味わえない爽快な勝利が手に入ります。

「足を引っ張ったらどうしよう…」と不安になる必要はありません。二人の力を合わせれば、1+1は2ではなく、3にも4にもなるのがダブルスの魔法なのです。

第1章:まずはここから!基本ルールとシングルスとの違い

「2人でやるだけでしょ?」と思ったら大間違い! ダブルスには独特のルールと「景色」があります。

1. コートが広くなる!「アレー」の存在

シングルスのコートを見て、「両端にある細長い通路は何だろう?」と思ったことはありませんか? あれが「アレー(Alley)」です。ダブルスでは、このアレーを含めたエリアが有効(イン)になります。 横に広くなる分、角度のついたショットが決まりやすくなり、ワイドへのアプローチや鋭いアングルボレーなど、ダイナミックな展開が楽しめます。

2. サーブとレシーブの「循環」

ダブルスでは4人が関わるため、サーブ権がぐるぐると回ります。 Aペア(1・2)とBペア(3・4)がいる場合、

  1. Aチームの1
  2. Bチームの3
  3. Aチームの2
  4. Bチームの4 という順序で、ゲームごとに交代します。 また、レシーブ側は「1セット終わるまでサイドを固定」します。「私はフォアが得意だから右(デュースサイド)」「僕はバックが得意だから左(アドバンテージサイド)」みたいな感じで、最初に得意なサイドを決めて戦います。

3. パートナーへの「直撃」はNG!

意外と知られていないのが、パートナーへの接触ルール。 サーブやラリー中に、ボールが味方の体やラケットに当たってしまったら……残念ながら「失点」です。特にサーブがお尻に直撃!なんていうのは、痛い上にポイントも失う悲劇(笑)。お互いの位置関係には気をつけましょう。

第2章:役割分担が勝利の鍵!「前衛」と「後衛」

ダブルス最大の特徴は、ポジショニングによる役割分担です。

1. 前衛(ネットプレーヤー):戦場のフィニッシャー

ネット付近に位置し、ボレーやスマッシュでポイントを「決め」にいく攻撃の要です。 また、前衛の重要な仕事は**「プレッシャーをかけること」**。ネット際に人が立っているだけで、相手は「捕まるかもしれない」と焦り、ミスをしやすくなります。

2. 後衛(ベースラインプレーヤー):チームの司令塔

ベースライン付近でラリーを行い、ゲームを作ります。 後衛に必要なのは「我慢」と「展開力」です。無理にエースを狙うのではなく、安定したストロークで相手を崩し、前衛が決めるチャンスを作ります。

★ここで差がつく!「攻め」への転換 後衛だからといって、ずっと後ろにいる必要はありません。チャンスがあれば前に出て、攻撃に参加することが現代ダブルスの主流です。そのために必要なのが、相手を追い詰めてネットに出るための「アプローチショット」です。 ただ前に走るだけでは抜かれてしまいます。コンパクトな準備と正しい判断で、確実にネットを取る方法を学びましょう。

第3章:状況で使い分ける!基本の3つの陣形

ダブルスには、2人の立ち位置(陣形)に「型」があります。これを使い分けることで、有利に試合を進められます。

1. 雁行陣(がんこうじん)

配置: 1人が前、1人が後ろ。

特徴: 最もオーソドックスな陣形です。コートを縦横広くカバーできるため、初心者ペアはまずここからスタートしましょう。攻めと守りのバランスが良いのが特徴です。

2. 並行陣(2アップ)

配置: 2人ともネット付近に並ぶ。

特徴: 超攻撃的な陣形です。2人で壁となって相手に時間的余裕を与えません。 実は、「守って勝つ」よりも「攻めて勝つ」ほうが、ダブルスでは効率が良い(コスパが良い)と言われています。ミスを待つのではなく、自分たちからポイントを取りに行く思考法こそが、上達への近道です。 👉 [詳細記事:テニス・ダブルスの効率的練習法!攻撃はコスパ!「守り」より「攻め」を磨いて試合に勝つ思考 ]

3. 後ろ並行陣(2バック)

配置 2人とも後ろに下がる。

特徴 完全守備型です。相手のサーブやスマッシュが強力で、前衛が立っていられない時に使います。一度リセットして、カウンターを狙う陣形です。

第4章:初心者が覚えるべき3つの必勝戦術

難しい技術がなくても、「セオリー(定石)」を知っているだけで勝率はグンと上がります。

① 後衛セオリー(守備方を狙え!)

迷ったら「相手の後衛」に打ちましょう。

攻撃されにくい: 前衛に取られると攻撃されるリスクが増えます。
ネットが低い:クロスに返球する事が多いのでネットの低い場所を通す事ができます。

② ポーチ(勇気を持って飛び出せ!)

前衛の見せ場、それが「ポーチ」です。相手のクロスラリーを横からカットして決めるプレーです。 しかし、「いつ出ればいいか分からない」「抜かれたら怖い」という悩みは尽きませんよね。実は、ポーチは技術よりも「知識」と「ルール化」で成功率が決まります。「フライング(予測して先に動く)」の極意を知れば、面白いように決まるようになります。

③ チャンスを逃さない!「決め」の意識

ポーチに出たり、アプローチで前に出たりしてチャンスを作ったら、最後はボレーで仕留めなければなりません。 特に重要なのが「1stボレー(ファーストボレー)」です。ここで繋ぐだけのボールを打ってしまうと、せっかくのチャンスが消えてしまいます。「チャンス濃度」が高いこの瞬間に、しっかりと決めきる思考を持ちましょう。

第5章:初心者の天敵!?「ロブ」への対応

ダブルスで避けて通れないのが、頭上を抜かれる「ロブ」です。 「スマッシュが苦手…」「空振りしてしまう…」そんな方も多いはず。

1. 攻撃的返球:スマッシュ

浅いロブはスマッシュの絶好球ですが、実はスマッシュは「加速して落ちてくるボール」を打つため、非常に難しいショットなんです。 地面に叩きつけようと力むとミスが出ます。大切なのは「回旋スイング」と、無理な時はハイボレーに切り替える判断力です。

また、なぜロブは当てるのが難しいのか? その物理的な理由(重力加速)を知り、適切なフットワークとタイミングを学べば、恐怖心はなくなります。

2. 守備的返球

深いロブを打たれたら、無理せずワンバウンドさせて返したり、ハイボレーで深く返して体制を立て直しましょう。声をかけ合い、誰が取るかを瞬時に判断する連携が命です。

第6章:一歩上のレベルへ!「魔球」を操る

基本戦術に慣れてきたら、相手の意表を突くテクニックも覚えてみましょう。 相手がベースライン深くで守りを固めている時、強打ばかりでは疲れてしまいますよね。そんな時に有効なのが「ドロップボレー」です。

1. リスクゼロの「ステルスドロップ」

通常のドロップボレーは失敗するとチャンスボールになりがちですが、打つフォームを変えずに「強打と見せかけて落とす」技術があります。これをマスターすれば、リスクを抑えつつ相手を翻弄できます。

2. 「切り返し」を消す技術

ドロップボレーを成功させるコツは、いつものボレーで無意識に行っている「ラケットの切り返し動作」をあえて無くすことです。この繊細なタッチを身につければ、ネットプレーの幅が劇的に広がります。

第7章:コミュニケーションと練習法

最後に、ダブルスで最も大切なのは「会話」です。

サインや合図: サーブのコースやポーチに出るかどうかを、指のサインで事前に伝えるだけで、連携の精度は格段に上がります。

ポジティブな声掛け: ミスをした時こそ「ドンマイ!」「次はこうしよう」と声を掛け合いましょう。

おすすめの練習ドリル:

ボレーvsストローク: ボレー側とストローク側に分かれ、コントロール重視でラリーを続けます。

攻撃的ボレーvsボレー: 至近距離でボレーボレーを行い、反射神経を磨きます。

最後に

いかがでしたか? ダブルスは、技術だけでなく、パートナーとの信頼関係、そして戦術的な駆け引きが絡み合う、とても奥深いスポーツです。

今日ご紹介した戦術や、リンク先の技術を取り入れて、ぜひ次回の練習で試してみてください。 「ナイスショット!」「ありがとう!」 そんな言葉が飛び交うコートで、最高のパートナーと共に勝利の喜びを分かち合いましょう!

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