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打つ時にフラフラしない!テニス上達に不可欠な「バランス力」で子供の運動能力向上を叶える方法【バランス能力】

テニスブログ

2026.02.12

「うちの子、一生懸命走っているけれど、打つ時にどうしてもフラフラしてしまう」

「もっと安定して打ち返せるようになってほしい」…そんな願いをお持ちではありませんか?

こんにちは!ワールドテニススクールのカズッキーです!

5歳から12歳という時期は、スポーツの才能が花開くための「一生に一度の黄金期」です。この時期に、テニスの技術以前に磨いておくべき重要な鍵があります。

それが、コーディネーション能力です。

コーディネーション能力とは何?という人は前回のブログをご覧ください。

そして今回から【運動神経は作れる!】ということで7つあるコーディネーション能力をひとつずつ紐解いていきたいと思います。

第1弾の今回は「バランス能力」です!

テニスにおけるバランス能力の重要性と、今日から親子で楽しめる具体的なトレーニング方法を詳しく解説します!

5歳〜12歳は「運動神経」の黄金期!テニスが劇的に上手くなるバランス能力の磨き方

テニスという競技は、他のスポーツと比べても「バランス」の重要性が非常に高いスポーツです。

なぜなら、「止まって打つ」場面がほとんどなく、「動きながら打つ」のが当たり前だからです。

まずは、お子様の成長段階に合わせた「魔法の時期」についておさらいしましょう。

1. 「プレゴールデンエイジ」と「ゴールデンエイジ」を知ろう!

子供の成長には、神経系が爆発的に発達する特別なフェーズがあります。

プレゴールデンエイジ(5歳〜8歳ごろ)

この時期は、脳から筋肉への指令を伝える「神経回路」が、大人の約90%まで完成すると言われています。

特徴: 集中力が短く飽きやすいですが、新しい動きをどんどん吸収します。

テニスの中でのポイント: 「正しいフォーム」に固執するより「いろいろな体勢で遊ぶ」ことがバランス能力の土台を作ります。

ゴールデンエイジ(9歳〜12歳ごろ)

一生の中で最も運動能力が向上する「黄金期」です。

特徴: 「即座の習得」が可能になります。見ただけでその動きをマネできる、驚異的な時期です。

テニスの中でのポイント: プレ期に作ったバランスの土台の上に、具体的な技術を乗せていきます。この時期にバランス能力を完成させると、将来どんなに速いボールが来ても「体勢を崩さずプレーできる力」が身につきます。

2. テニスに必須の「バランス能力」って何?

テニスにおけるバランス能力とは、単に「止まっている時にフラフラしない」ことではありません。一言で言えば、「激しく動き、体勢が崩れそうな瞬間に、瞬時に姿勢を立て直して正確にプレーする力」です。

なぜテニスでバランスが必要なの?

動きながら打つ場面がほとんど: 相手はわざと打ちにくいところへ打ってきます。走りながら、あるいはジャンプしながらでも「体の軸」を保たなければ、ボールはコートに入りません。

パワーの伝達: バランスが悪いと、地面を蹴った力がラケットに伝わりません。手打ちを防ぎ、力強いショットを打つには、安定した軸が必要です。

素早いリカバリー: ボールを打った後、すぐにセンターに戻るためには、打った瞬間にバランスを立て直している必要があります。

3. 安定感を爆上げする!基本のトレーニング

まずは、コートの上でも家の中でもできる、バランス能力の基礎を鍛える練習です。

① 片足立ちでのストローク練習

テニスのスイング中、実は多くの場面で「片足」に体重が乗っています。

やり方: 素振りをする時に、あえて片足で立ったままスイングしてみましょう。

効果: どこに重心を置けば体がブレないかを脳が学習します。これができると、試合中に走り込まされた場面でも、軸がブレずに安定したショットが打てるようになります。

② 親子で楽しく体幹トレーニング「プランク・ハイタッチ

体幹はバランスを支える大黒柱です。

やり方: お子さんと向かい合ってプランク(腕立ての姿勢で静止)をし、片手を離して「ナイスショット!」とハイタッチ!

効果: 楽しみながら、無意識のうちに姿勢を保つ筋肉が鍛えられます。

4. 【実践編】バランス能力を鍛える3つの特別メニュー

ここからは、より具体的で効果的なコーディネーション・トレーニングをご紹介します。遊び感覚で取り入れてみてください。

メニューA:シングルレッグリーチ(究極の軸作り)

片脚でバランスをとりながら、全身の筋肉を連動させる練習です。

レベル1(その場で): 片脚で立ちます。そのままゆっくり体を倒して、反対側の手で地面にタッチ!この時、上げた方の脚は後ろにピーンと伸ばして、頭から足先まで一直線になるように意識します。

レベル2(前後移動): その場でできるようになったら、一歩前に進んで「タッチ」、一歩後ろに下がって「タッチ」を繰り返します。

レベル3(横移動): テニスのサイドステップのように横に一歩動き、ピタッと止まって片脚立ちで地面をタッチ!

ここが大事!: 「おっとっと!」となっても大丈夫。その「立て直そうとする瞬間」に、脳の神経がぐんぐん育っています!

メニューB:サイドステップ&ボールパス(手足のバラバラ運動)

テニスは「足で動きながら、手で操作する」スポーツ。この協調性を鍛えます。

基本: ペアで向かい合い、一定の間隔を保ちながらサイドステップで横に移動します。

応用: 移動しながら、テニスボール(または柔らかいボール)をパスし合います。

ポイント: 目線はボールに向けつつ、足はしっかりサイドステップ。最初はゆっくり、慣れたらスピードアップ!

ここが大事!: 動きながらキャッチ&パスをすることで、下半身の安定と上半身の柔軟な操作が同時に身につきます。これが、走りながらのボレーやストロークの安定感に直結します。

メニューC:クロスクロールチャレンジ(脳と体の連動)

左右の脳を活性化させ、リズム感とバランス感覚を養うトレーニングです。

基本リズム: 立った状態で、「右ひじと左ひざ」「左ひじと右ひざ」を交互にリズムよくタッチします。

スピードアップ: 音楽に合わせて、どんどんスピードを上げてみましょう!

条件付け(アレンジ): 「2回ずつタッチ!」(右右・左左・右右…)

「1回・1回・2回!」のリズム(右・左・右右、左・右・左左…)

ここが大事!: リズムを複雑にすると、子どもたちは楽しんで挑戦します。「脳のトレーニングだよ!」と伝えると、ゲーム感覚で夢中になってくれます。

5. 親御さんへ:大切なのは「成功」より「挑戦」

この「プレゴールデンエイジ」「ゴールデンエイジ」に最も大切なのは、「失敗しても笑える環境」です。

バランスを崩してよろけたり、リズムが取れなくて混乱したりするのは、脳が新しい回路を作ろうとフル回転している証拠

「なんでできないの?」ではなく、「今の惜しい!」「今の立て直し方、カッコよかったね!」とポジティブな声をかけてあげてください。

バランス能力が身につくと、テニス以外でもこんなに良いことが!

ケガが減る: 転びそうになっても、瞬時に手をついたり、体勢を立て直したりできるようになります。

他のスポーツも得意に: サッカー、バスケットボール、ダンスなど、あらゆる動きの土台になります。

集中力アップ: 自分の体をコントロールできる自信が、学習面での集中力にも良い影響を与えると言われています。

まとめ:一生モノの「運動神経」をプレゼントしよう

5歳から12歳の間に磨いた「バランス能力」は、一度身につけば自転車の乗り方と同じで、一生忘れることはありません。

テニスという素晴らしいスポーツを通じて、お子さんに「どんな状況でも崩れない体」と「挑戦を楽しむ心」をプレゼントしてあげませんか?

今日ご紹介した「シングルレッグリーチ」「サイドステップ&ボールパス」「クロスクロール」は、コートの端っこでも、お家のリビングでも数分でできるものばかりです。ぜひ、今日から「遊び」として取り入れてみてくださいね。

「うちの子に合ったメニュー、もっと詳しく知りたい!」 「他にもこんな悩みがあるんだけど…」

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