「うちの子、一生懸命走っているけれど、打つ時にどうしてもフラフラしてしまう」
「もっと安定して打ち返せるようになってほしい」…そんな願いをお持ちではありませんか?
こんにちは!ワールドテニススクールのカズッキーです!
5歳から12歳という時期は、スポーツの才能が花開くための「一生に一度の黄金期」です。この時期に、テニスの技術以前に磨いておくべき重要な鍵があります。
それが、コーディネーション能力です。
コーディネーション能力とは何?という人は前回のブログをご覧ください。
そして今回から【運動神経は作れる!】ということで7つあるコーディネーション能力をひとつずつ紐解いていきたいと思います。
第1弾の今回は「バランス能力」です!
テニスにおけるバランス能力の重要性と、今日から親子で楽しめる具体的なトレーニング方法を詳しく解説します!
目次
5歳〜12歳は「運動神経」の黄金期!テニスが劇的に上手くなるバランス能力の磨き方
テニスという競技は、他のスポーツと比べても「バランス」の重要性が非常に高いスポーツです。
なぜなら、「止まって打つ」場面がほとんどなく、「動きながら打つ」のが当たり前だからです。
まずは、お子様の成長段階に合わせた「魔法の時期」についておさらいしましょう。
1. 「プレゴールデンエイジ」と「ゴールデンエイジ」を知ろう!
子供の成長には、神経系が爆発的に発達する特別なフェーズがあります。
プレゴールデンエイジ(5歳〜8歳ごろ)
この時期は、脳から筋肉への指令を伝える「神経回路」が、大人の約90%まで完成すると言われています。
特徴: 集中力が短く飽きやすいですが、新しい動きをどんどん吸収します。
テニスの中でのポイント: 「正しいフォーム」に固執するより「いろいろな体勢で遊ぶ」ことがバランス能力の土台を作ります。
ゴールデンエイジ(9歳〜12歳ごろ)
一生の中で最も運動能力が向上する「黄金期」です。
特徴: 「即座の習得」が可能になります。見ただけでその動きをマネできる、驚異的な時期です。
テニスの中でのポイント: プレ期に作ったバランスの土台の上に、具体的な技術を乗せていきます。この時期にバランス能力を完成させると、将来どんなに速いボールが来ても「体勢を崩さずプレーできる力」が身につきます。
2. テニスに必須の「バランス能力」って何?
テニスにおけるバランス能力とは、単に「止まっている時にフラフラしない」ことではありません。一言で言えば、「激しく動き、体勢が崩れそうな瞬間に、瞬時に姿勢を立て直して正確にプレーする力」です。
なぜテニスでバランスが必要なの?
動きながら打つ場面がほとんど: 相手はわざと打ちにくいところへ打ってきます。走りながら、あるいはジャンプしながらでも「体の軸」を保たなければ、ボールはコートに入りません。
パワーの伝達: バランスが悪いと、地面を蹴った力がラケットに伝わりません。手打ちを防ぎ、力強いショットを打つには、安定した軸が必要です。
素早いリカバリー: ボールを打った後、すぐにセンターに戻るためには、打った瞬間にバランスを立て直している必要があります。
3. 安定感を爆上げする!基本のトレーニング
まずは、コートの上でも家の中でもできる、バランス能力の基礎を鍛える練習です。
① 片足立ちでのストローク練習
テニスのスイング中、実は多くの場面で「片足」に体重が乗っています。
やり方: 素振りをする時に、あえて片足で立ったままスイングしてみましょう。
効果: どこに重心を置けば体がブレないかを脳が学習します。これができると、試合中に走り込まされた場面でも、軸がブレずに安定したショットが打てるようになります。
② 親子で楽しく体幹トレーニング「プランク・ハイタッチ」
体幹はバランスを支える大黒柱です。
やり方: お子さんと向かい合ってプランク(腕立ての姿勢で静止)をし、片手を離して「ナイスショット!」とハイタッチ!
効果: 楽しみながら、無意識のうちに姿勢を保つ筋肉が鍛えられます。
4. 【実践編】バランス能力を鍛える3つの特別メニュー
ここからは、より具体的で効果的なコーディネーション・トレーニングをご紹介します。遊び感覚で取り入れてみてください。
メニューA:シングルレッグリーチ(究極の軸作り)
片脚でバランスをとりながら、全身の筋肉を連動させる練習です。
レベル1(その場で): 片脚で立ちます。そのままゆっくり体を倒して、反対側の手で地面にタッチ!この時、上げた方の脚は後ろにピーンと伸ばして、頭から足先まで一直線になるように意識します。
レベル2(前後移動): その場でできるようになったら、一歩前に進んで「タッチ」、一歩後ろに下がって「タッチ」を繰り返します。
レベル3(横移動): テニスのサイドステップのように横に一歩動き、ピタッと止まって片脚立ちで地面をタッチ!
ここが大事!: 「おっとっと!」となっても大丈夫。その「立て直そうとする瞬間」に、脳の神経がぐんぐん育っています!
メニューB:サイドステップ&ボールパス(手足のバラバラ運動)
テニスは「足で動きながら、手で操作する」スポーツ。この協調性を鍛えます。
基本: ペアで向かい合い、一定の間隔を保ちながらサイドステップで横に移動します。
応用: 移動しながら、テニスボール(または柔らかいボール)をパスし合います。
ポイント: 目線はボールに向けつつ、足はしっかりサイドステップ。最初はゆっくり、慣れたらスピードアップ!
ここが大事!: 動きながらキャッチ&パスをすることで、下半身の安定と上半身の柔軟な操作が同時に身につきます。これが、走りながらのボレーやストロークの安定感に直結します。
メニューC:クロスクロールチャレンジ(脳と体の連動)
左右の脳を活性化させ、リズム感とバランス感覚を養うトレーニングです。
基本リズム: 立った状態で、「右ひじと左ひざ」「左ひじと右ひざ」を交互にリズムよくタッチします。
スピードアップ: 音楽に合わせて、どんどんスピードを上げてみましょう!
条件付け(アレンジ): 「2回ずつタッチ!」(右右・左左・右右…)
「1回・1回・2回!」のリズム(右・左・右右、左・右・左左…)
ここが大事!: リズムを複雑にすると、子どもたちは楽しんで挑戦します。「脳のトレーニングだよ!」と伝えると、ゲーム感覚で夢中になってくれます。
5. 親御さんへ:大切なのは「成功」より「挑戦」
この「プレゴールデンエイジ」「ゴールデンエイジ」に最も大切なのは、「失敗しても笑える環境」です。
バランスを崩してよろけたり、リズムが取れなくて混乱したりするのは、脳が新しい回路を作ろうとフル回転している証拠!
「なんでできないの?」ではなく、「今の惜しい!」「今の立て直し方、カッコよかったね!」とポジティブな声をかけてあげてください。
バランス能力が身につくと、テニス以外でもこんなに良いことが!
ケガが減る: 転びそうになっても、瞬時に手をついたり、体勢を立て直したりできるようになります。
他のスポーツも得意に: サッカー、バスケットボール、ダンスなど、あらゆる動きの土台になります。
集中力アップ: 自分の体をコントロールできる自信が、学習面での集中力にも良い影響を与えると言われています。
まとめ:一生モノの「運動神経」をプレゼントしよう
5歳から12歳の間に磨いた「バランス能力」は、一度身につけば自転車の乗り方と同じで、一生忘れることはありません。
テニスという素晴らしいスポーツを通じて、お子さんに「どんな状況でも崩れない体」と「挑戦を楽しむ心」をプレゼントしてあげませんか?
今日ご紹介した「シングルレッグリーチ」「サイドステップ&ボールパス」「クロスクロール」は、コートの端っこでも、お家のリビングでも数分でできるものばかりです。ぜひ、今日から「遊び」として取り入れてみてくださいね。
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