目次
- 「ミスを無くすフォアボレー」
- ① まず覚えておきたい「前目セット」
- ② 手首は「背屈」をキープする
- ③ 「腕相撲」のようにラケット面を安定させる
- 「腕相撲」
- ④ 「スライスをかける」のではなく、まずは当てる
- ⑤ ボレーのフィニッシュは「ちょい上」
- ⑥ ボレーの足は「踏み込む」より「移動する」
- 「ボールとの距離を合わせること」
- ⑦ フォア・バックが分からないときこそ「だんだん合わせる」
- 「だんだん合わせる」
- ⑧ ファーストボレーは「動きながら」が本番
- ⑨ そして最後に「かっこよくミスする」
- 「かっこよくミスする」
- ⑩ 今回の「ミスを無くすフォアボレー」を一言で言うと?
- 🎾 次回の練習で確認すること
- 「ミスを無くすフォアボレー」
「ミスを無くすフォアボレー」をもう一度整理してみよう!
2026年7月11日の「球出し打ちまくり」
今回のテーマは、
「ミスを無くすフォアボレー」
でした。
ボレーを練習していると、
- ボールが速くなるとラケット面が暴れる
- ついラケットを大きく引いてしまう
- ボールを強く打とうとして振り回してしまう
- フォア・バックがランダムになると急に慌てる
- ファーストボレーになると途端にミスが増える
こんなことが起こります。
でも、今回のレッスンでやったことは、実はかなりシンプル。
「もっと頑張って打つ」ではなく、
「余計なことをしない」
これが今回のフォアボレーの大きなポイントでした。
今回は、7月11日のレッスンで繰り返し練習した内容を、復習用にもう一度整理してみます。
① まず覚えておきたい「前目セット」
フォアボレーで最初に確認したのが、
ラケットを後ろに引かない
ということ。
ボレーが苦手な人ほど、速いボールが来ると、
「しっかり打たなきゃ!」
と思ってラケットを後ろへ引きます。
ところが、これをやるとラケットヘッドまで後ろへ逃げてしまいます。
すると、
引いたラケットを、今度は前へ戻さなければいけない。
ここで余計な動きが増えます。
さらにインパクトで面がズレたり、ラケットヘッドが走ったりして、
「ボレーが暴れる」
原因になります。
そこで今回意識したのが、
「前目セット」
です。
ラケットを体の後ろへ引くのではなく、
最初から体より前にラケットを置いておく。
これだけでも、ボレーの動きはかなりシンプルになります。
② 手首は「背屈」をキープする
前目セットとセットで覚えておきたいのが、
手首の背屈
です。
簡単に言えば、
手の甲側に手首を折った状態。
この形をインパクトまでできるだけ崩さない。
ボレーでありがちなミスは、
「ボールを飛ばそう」
として手首を使ってしまうこと。
手首をコネたり、ラケットヘッドを走らせたりすると、ラケット面の向きが変わります。
ボレーはストロークほどラケットを振り回す必要はありません。
むしろ、
面を安定させて、ボールに合わせる。
この感覚が重要です。
今回の合言葉
「手首で打たない」
そして、
「背屈を崩さない」
でした。
③ 「腕相撲」のようにラケット面を安定させる
ここが今回のレッスンの重要ポイントの一つ。
ボレーでは、手先だけでボールを押そうとすると、速いボールに負けてラケット面が動きます。
そこでイメージしたのが、
「腕相撲」
です。
腕相撲で相手と力比べをするとき、手首だけで戦うわけではありません。
背中や肩、上腕などを使って、身体全体で力を受け止めます。
ボレーも同じ。
手首や前腕だけでボールを操作するのではなく、
身体と上腕をつなげて、ラケット面を安定させる。
そのために今回意識したのが、
「上腕の平行移動」
でした。
前目にセットしたら、ラケットを大きく振るのではなく、
肩を支点にして、上腕を前後に平行移動させる。
これによって、身体の大きな力を使いながら、ラケット面を安定させることができます。
④ 「スライスをかける」のではなく、まずは当てる
ボレーというと、
「スライスをかけなきゃ」
と思って、ラケットを上から下へ大きく振ってしまう人がいます。
しかし今回やったボレーは、そこを極力シンプルにします。
「こすらない」
まずは、
ボールをまっすぐ当てる。
これが基本です。
ラケット面は完全に垂直ではなく、
ほんの少し上向き。
その面を安定させたまま、ボールに合わせます。
現代のラケットは非常によく飛びます。
だからこそ、
「回転をかけよう!」
「もっと飛ばそう!」
と自分から仕事を増やす必要はありません。
面を安定させて、しっかりボールに当てる。
すると結果として、自然なスライス回転がかかります。
⑤ ボレーのフィニッシュは「ちょい上」
今回のボレーで意外と大事だったのが、
打った後のラケットの位置
です。
ボールを低くしたいからといって、
「上から下へ!」
とラケットを下へ振り抜いてしまうと、動きが大きくなります。
今回意識したのは、
インパクト後、手首の背屈を維持したまま、最後は少し上。
というフィニッシュ。
イメージとしては、
「下へ切る」のではなく、「前へ運んで、最後にちょい上」
です。
このフィニッシュまで含めて、ラケット面を安定させます。
⑥ ボレーの足は「踏み込む」より「移動する」
ボレーでは、
「踏み込んで打ちましょう」
とよく言われます。
もちろん踏み込みが必要な場面もあります。
しかし、試合中の速いボレー戦では、
そんなに悠長に踏み込んでいる時間がありません。
だから今回、足の役割として優先したのは、
「ボールとの距離を合わせること」
でした。
近すぎてもダメ。
遠すぎてもダメ。
まず、
自分がボレーしやすい距離まで身体を移動する。
そこまでできたら、
前目セット
↓
背屈キープ
↓
上腕を平行移動
↓
安定した面でインパクト
です。
つまり、
足は「打つため」に使うというより、「打ちやすい場所へ行くため」に使う。
ここをもう一度思い出してください。
⑦ フォア・バックが分からないときこそ「だんだん合わせる」
球出し練習では、フォアに来ることが分かっている状態から始めました。
ところが、フォア・バックのランダムになると、一気に難しくなります。
このときにやってはいけないのが、
「パッ!」と一気にラケットを動かすこと。
左右どちらに来るか分からない状態で、いきなり完成形を作ろうとすると、動きが雑になります。
そこで意識したのが、
「だんだん合わせる」
という感覚です。
キャッチボールを思い出してください。
ボールが飛んできたら、いきなりグローブを動かして終わりではありません。
ボールを見ながら、
「こっちかな……」
「この辺かな……」
「ここだ!」
と徐々に合わせていきます。
ボレーも同じ。
まず身体とラケットをボールの方向へ向ける。
そして、
だんだん、だんだんボールに合わせていく。
最後にインパクトで、
「負けない!」
と面をカチッと安定させる。
これがランダムボレーで慌てないためのポイントです。
⑧ ファーストボレーは「動きながら」が本番
今回の後半では、
アプローチショットを打ってからネットへ移動し、ファーストボレーを打つ
という実戦的な練習も行いました。
ここでは、
「止まってからボレーする」
わけではありません。
前へ移動しながらボールを待ちます。
そのときに気をつけたいのが、
ラケットを後ろへ置き去りにしないこと。
前へ走ると、身体だけ先に行ってラケットが後ろに残りやすくなります。
だから、
移動中もラケットは前目。
ボールを見ながら、
「どこに来る?」
「どのくらいの距離?」
と徐々に合わせていきます。
そして、必要なところで面を安定させてボレー。
これがファーストボレーの基本です。
⑨ そして最後に「かっこよくミスする」
これは技術というより、
試合でボレーを使い続けるための考え方
です。
どれだけ上手くなっても、テニスではミスがゼロになることはありません。
特にネットプレーでは、
「あと少し!」
というボールもあります。
そこで、
ミスしたことだけを気にしない。
今回大切にしたのは、
「かっこよくミスする」
という考え方でした。
中途半端に手先をこねて、
「うわっ!」
となって終わるミスではなく、
自分がやるべき動きを最後までやって、その結果としてアウトした。
なら、それは次につながるミスです。
フィニッシュまでしっかり動作を完成させる。
すると、
「今のは少しアウトしたけど、動きは悪くなかった」
と自分で判断できます。
これは試合ではかなり重要です。
⑩ 今回の「ミスを無くすフォアボレー」を一言で言うと?
今回の内容を全部まとめると、
「ボレーは、頑張って打つショットではなく、余計なことをしないショット」
です。
もう一度、順番を確認しましょう。
① 前目にセットする
ラケットを後ろへ引かない。
↓
② 手首の背屈をキープする
インパクトで手首をこねない。
↓
③ 上腕を平行移動する
腕相撲のように身体と腕をつなげる。
↓
④ 面を少し上向きにする
無理にスライスをかけない。
↓
⑤ ボールに合わせて当てる
「振る」より「合わせる」。
↓
⑥ フィニッシュはちょい上
下へ切り下ろさない。
↓
⑦ 足はまず移動
踏み込むことより、適切な距離を作る。
↓
⑧ ランダムでは「だんだん合わせる」
0から100へ一気に動かさない。
↓
⑨ 最後は「負けない」
インパクトで面を安定させる。
🎾 次回の練習で確認すること
7月11日のレッスンに参加された方は、次回ボレーをするときに、全部を一気に意識する必要はありません。
まずは一つ。
「ラケットを後ろへ引いていないか?」
ここを確認してみてください。
そして、
前目セット → 背屈キープ → 合わせる
この3つを思い出しましょう。
ボレーは、何かを「足す」ことで安定するとは限りません。
むしろ、
引かない。
振りすぎない。
こすらない。
こねない。
余計な動きを一つずつ減らしていく。
そうすると、速いボールが来ても、
「そんなに頑張ってないのに、ちゃんと返る」
という感覚が出てきます。
これが今回のテーマだった、
「ミスを無くすフォアボレー」
の核心です。
7月11日のレッスンを思い出しながら、ぜひ次のゲームで試してみてください。
「ボレーは、頑張るより整える。」
この感覚を、ぜひ自分のものにしていきましょう。
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