info ニュース

【レッスン復習】球出し打ちまくり

ニュース

2026.09.07

目次

「ミスを無くすフォアボレー」をもう一度整理してみよう!

2026年7月11日の「球出し打ちまくり」

今回のテーマは、

「ミスを無くすフォアボレー」

でした。

ボレーを練習していると、

  • ボールが速くなるとラケット面が暴れる
  • ついラケットを大きく引いてしまう
  • ボールを強く打とうとして振り回してしまう
  • フォア・バックがランダムになると急に慌てる
  • ファーストボレーになると途端にミスが増える

こんなことが起こります。

でも、今回のレッスンでやったことは、実はかなりシンプル。

「もっと頑張って打つ」ではなく、
「余計なことをしない」

これが今回のフォアボレーの大きなポイントでした。

今回は、7月11日のレッスンで繰り返し練習した内容を、復習用にもう一度整理してみます。

① まず覚えておきたい「前目セット」

フォアボレーで最初に確認したのが、

ラケットを後ろに引かない

ということ。

ボレーが苦手な人ほど、速いボールが来ると、

「しっかり打たなきゃ!」

と思ってラケットを後ろへ引きます。

ところが、これをやるとラケットヘッドまで後ろへ逃げてしまいます。

すると、

引いたラケットを、今度は前へ戻さなければいけない。

ここで余計な動きが増えます。

さらにインパクトで面がズレたり、ラケットヘッドが走ったりして、

「ボレーが暴れる」

原因になります。

そこで今回意識したのが、

「前目セット」

です。

ラケットを体の後ろへ引くのではなく、

最初から体より前にラケットを置いておく。

これだけでも、ボレーの動きはかなりシンプルになります。

② 手首は「背屈」をキープする

前目セットとセットで覚えておきたいのが、

手首の背屈

です。

簡単に言えば、

手の甲側に手首を折った状態。

この形をインパクトまでできるだけ崩さない。

ボレーでありがちなミスは、

「ボールを飛ばそう」

として手首を使ってしまうこと。

手首をコネたり、ラケットヘッドを走らせたりすると、ラケット面の向きが変わります。

ボレーはストロークほどラケットを振り回す必要はありません。

むしろ、

面を安定させて、ボールに合わせる。

この感覚が重要です。

今回の合言葉

「手首で打たない」

そして、

「背屈を崩さない」

でした。

③ 「腕相撲」のようにラケット面を安定させる

ここが今回のレッスンの重要ポイントの一つ。

ボレーでは、手先だけでボールを押そうとすると、速いボールに負けてラケット面が動きます。

そこでイメージしたのが、

「腕相撲」

です。

腕相撲で相手と力比べをするとき、手首だけで戦うわけではありません。

背中や肩、上腕などを使って、身体全体で力を受け止めます。

ボレーも同じ。

手首や前腕だけでボールを操作するのではなく、

身体と上腕をつなげて、ラケット面を安定させる。

そのために今回意識したのが、

「上腕の平行移動」

でした。

前目にセットしたら、ラケットを大きく振るのではなく、

肩を支点にして、上腕を前後に平行移動させる。

これによって、身体の大きな力を使いながら、ラケット面を安定させることができます。

④ 「スライスをかける」のではなく、まずは当てる

ボレーというと、

「スライスをかけなきゃ」

と思って、ラケットを上から下へ大きく振ってしまう人がいます。

しかし今回やったボレーは、そこを極力シンプルにします。

「こすらない」

まずは、

ボールをまっすぐ当てる。

これが基本です。

ラケット面は完全に垂直ではなく、

ほんの少し上向き。

その面を安定させたまま、ボールに合わせます。

現代のラケットは非常によく飛びます。

だからこそ、

「回転をかけよう!」

「もっと飛ばそう!」

と自分から仕事を増やす必要はありません。

面を安定させて、しっかりボールに当てる。

すると結果として、自然なスライス回転がかかります。

⑤ ボレーのフィニッシュは「ちょい上」

今回のボレーで意外と大事だったのが、

打った後のラケットの位置

です。

ボールを低くしたいからといって、

「上から下へ!」

とラケットを下へ振り抜いてしまうと、動きが大きくなります。

今回意識したのは、

インパクト後、手首の背屈を維持したまま、最後は少し上。

というフィニッシュ。

イメージとしては、

「下へ切る」のではなく、「前へ運んで、最後にちょい上」

です。

このフィニッシュまで含めて、ラケット面を安定させます。

⑥ ボレーの足は「踏み込む」より「移動する」

ボレーでは、

「踏み込んで打ちましょう」

とよく言われます。

もちろん踏み込みが必要な場面もあります。

しかし、試合中の速いボレー戦では、

そんなに悠長に踏み込んでいる時間がありません。

だから今回、足の役割として優先したのは、

「ボールとの距離を合わせること」

でした。

近すぎてもダメ。

遠すぎてもダメ。

まず、

自分がボレーしやすい距離まで身体を移動する。

そこまでできたら、

前目セット

背屈キープ

上腕を平行移動

安定した面でインパクト

です。

つまり、

足は「打つため」に使うというより、「打ちやすい場所へ行くため」に使う。

ここをもう一度思い出してください。

⑦ フォア・バックが分からないときこそ「だんだん合わせる」

球出し練習では、フォアに来ることが分かっている状態から始めました。

ところが、フォア・バックのランダムになると、一気に難しくなります。

このときにやってはいけないのが、

「パッ!」と一気にラケットを動かすこと。

左右どちらに来るか分からない状態で、いきなり完成形を作ろうとすると、動きが雑になります。

そこで意識したのが、

「だんだん合わせる」

という感覚です。

キャッチボールを思い出してください。

ボールが飛んできたら、いきなりグローブを動かして終わりではありません。

ボールを見ながら、

「こっちかな……」
「この辺かな……」
「ここだ!」

と徐々に合わせていきます。

ボレーも同じ。

まず身体とラケットをボールの方向へ向ける。

そして、

だんだん、だんだんボールに合わせていく。

最後にインパクトで、

「負けない!」

と面をカチッと安定させる。

これがランダムボレーで慌てないためのポイントです。

⑧ ファーストボレーは「動きながら」が本番

今回の後半では、

アプローチショットを打ってからネットへ移動し、ファーストボレーを打つ

という実戦的な練習も行いました。

ここでは、

「止まってからボレーする」

わけではありません。

前へ移動しながらボールを待ちます。

そのときに気をつけたいのが、

ラケットを後ろへ置き去りにしないこと。

前へ走ると、身体だけ先に行ってラケットが後ろに残りやすくなります。

だから、

移動中もラケットは前目。

ボールを見ながら、

「どこに来る?」

「どのくらいの距離?」

と徐々に合わせていきます。

そして、必要なところで面を安定させてボレー。

これがファーストボレーの基本です。

⑨ そして最後に「かっこよくミスする」

これは技術というより、

試合でボレーを使い続けるための考え方

です。

どれだけ上手くなっても、テニスではミスがゼロになることはありません。

特にネットプレーでは、

「あと少し!」

というボールもあります。

そこで、

ミスしたことだけを気にしない。

今回大切にしたのは、

「かっこよくミスする」

という考え方でした。

中途半端に手先をこねて、

「うわっ!」

となって終わるミスではなく、

自分がやるべき動きを最後までやって、その結果としてアウトした。

なら、それは次につながるミスです。

フィニッシュまでしっかり動作を完成させる。

すると、

「今のは少しアウトしたけど、動きは悪くなかった」

と自分で判断できます。

これは試合ではかなり重要です。

⑩ 今回の「ミスを無くすフォアボレー」を一言で言うと?

今回の内容を全部まとめると、

「ボレーは、頑張って打つショットではなく、余計なことをしないショット」

です。

もう一度、順番を確認しましょう。

① 前目にセットする

ラケットを後ろへ引かない。

② 手首の背屈をキープする

インパクトで手首をこねない。

③ 上腕を平行移動する

腕相撲のように身体と腕をつなげる。

④ 面を少し上向きにする

無理にスライスをかけない。

⑤ ボールに合わせて当てる

「振る」より「合わせる」。

⑥ フィニッシュはちょい上

下へ切り下ろさない。

⑦ 足はまず移動

踏み込むことより、適切な距離を作る。

⑧ ランダムでは「だんだん合わせる」

0から100へ一気に動かさない。

⑨ 最後は「負けない」

インパクトで面を安定させる。

🎾 次回の練習で確認すること

7月11日のレッスンに参加された方は、次回ボレーをするときに、全部を一気に意識する必要はありません。

まずは一つ。

「ラケットを後ろへ引いていないか?」

ここを確認してみてください。

そして、

前目セット → 背屈キープ → 合わせる

この3つを思い出しましょう。

ボレーは、何かを「足す」ことで安定するとは限りません。

むしろ、

引かない。
振りすぎない。
こすらない。
こねない。

余計な動きを一つずつ減らしていく。

そうすると、速いボールが来ても、

「そんなに頑張ってないのに、ちゃんと返る」

という感覚が出てきます。

これが今回のテーマだった、

「ミスを無くすフォアボレー」

の核心です。

7月11日のレッスンを思い出しながら、ぜひ次のゲームで試してみてください。

「ボレーは、頑張るより整える。」

この感覚を、ぜひ自分のものにしていきましょう。

カテゴリー

最新の記事

ワールドテニススクールでは随時体験レッスンを受け付けています。
道具が無くても気軽に始められますのでよかったらご利用ください。

平日土曜 9時から19時(火曜定休)
日曜祝日 9時から16時

お電話でお申込みができます。
お気軽にご連絡ください。

石井コーチのyoutubeはこちら

石井コーチのInstagramはこちら

ワールドのInstagramはこちら

この記事をシェアする