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246期2週目球出し打ちまくりのレッスン内容振り返り

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2026.10.22

第1章:なぜワイパーショットは危険?試合で自滅しない「縦振り(肘上げ)」のメカニズム

チャンスボールが来た時、多くのプレイヤーがやりがちなのが、ラケットを横に大きく振ったり、手首をこねてクルッと回すいわゆる「ワイパーショット」です。 しかし、このワイパーショットは手首や肘を痛めやすいだけでなく、インパクトでラケット面が上を向きやすく、ボールが大きくアウトする一番の要因になってしまいます。

試合中にアプローチで大きくアウトするミスを2回ほど続けてしまうと、「またアウトしたらどうしよう…」と心が折れ、二度と強気で打てなくなってしまいますよね。 テニスは「メンタル」と「パーセンテージ(確率)」のスポーツです。100回に1回出るかどうかのスーパーショットを狙うのではなく、「一番やってはいけないミス(大きなアウト)が構造的に出ないフォーム」を作り込むことこそが、試合で勝ち続ける最大のポイントなのです。

そこで登場するのが、「縦振り(肘上げ)」です! スイング時に肘をすっと高く引き上げる動きを使うと、手首をこねなくてもラケットの先端(ヘッド)が自然と前へ鋭く切り返されます。これにより、横振りと変わらないスピードを保ちながら、勝手に理想的な回転がかかり、安全にコートへ収まる「抜け感」が手に入ります。

第2章:実戦で即使える!「縦振り(肘上げ)」フォームの4大黄金ルール

では、具体的にどう身体を動かせば「縦振り」ができるのでしょうか?ポイントは以下の4つです。

① 肘の高さは「目線・顔の高さ」まで引き上げる

横振りスイングでは肘が肩のライン付近で終わりますが、縦振りではスイングのフィニッシュで肘が「顔や目線の高さ」まで上がってくるように振ります。

② 肘の角度は「斜め45度(顔の横)」が黄金位置

肘を高く上げる際、顔の真前(0度)まで持ってきてしまうと視界が肘で遮られて相手コートが見えなくなってしまいます。 正面(0度)と真横(90度)のちょうど真ん中にあたる「斜め45度(顔の横)」に肘が来るようにフィニッシュしましょう。これなら顔が隠れず、打球の行方をしっかり目視で確認できます。

③ フィニッシュは「顔の右側」に収める

右利きの方の場合、ラケットを体のアラウンド(左側)に巻き付けるのではなく、フィニッシュでラケットを「顔の右側」に残すイメージで振り抜きます。こうすることで、ボールの外側を自然に擦り上げる感覚が掴みやすくなります。

④ 手首の「背屈(手の甲側に折る)」を最初から最後まで解かない

テイクバックで作った手首の「背屈(はいくつ)」をインパクトから打後までピタッとキープします。手首が解けると面が上を向いてアウトの原因になるため、手首は固定したまま肘を持ち上げるのが鉄則です。

第3章:打点別攻略①【低い打点】は「ちょん&サイドスピン」で相手を騙す!

アプローチで一番難しいのが、走らされて低い位置で捕らえなければいけないボールです。ここから強引に横に振ろうとすると、ネットか大アウトになります。

■ ボールの「外側」をすっと上に抜く

低めのボールに対しては、体を無理に沈め込みすぎず、ボールの真後ろではなく「外側(サイド)」を斜め上へすっと抜くようにスイングします。 明確なサイドスピン(横回転)をかけることで、低い打点からでもネットを越えてコート内に安全に沈んでくれます。

■ 相手にコースを読ませない「隠密アプローチ」

縦振りの素晴らしいところは、手先の操作だけでコース(ストレート・センター)を簡単に打ち分けられる点です。 横振りのように体が大きく回らないため、相手から見ると「どんな球が来るのか」予測がつかず、打つ直前まで警戒されません。さりげなく「ストレートみ(打つ気配)」を見せながらセンターをぶち抜くといった高度な心理戦も、フォームを変えずに簡単に実行できるようになります。

第4章:打点別攻略②【高い打点&押し込まれた時】の対応術

アプローチでチャンスボールが浮いてきた時や、逆に相手の球が高く弾んで押し込まれた時の対応法です。

■ 肩口の高い打点でも「フォームを変えない」

高い打点が来ても、テイクバックを高く引き直したり、上から無理に叩き落としたりする必要はありません。いつもと同じ「ラケットダウンなし・背屈キープ」のテイクバックから、インパクト後にボールの「後ろ・上」に向かって手元をすっと抜くだけでOKです。

この「上に抜く」基本フォームが一つ身についていれば、同じ構えから:

  • 強烈なドライブ打ち込み
  • 相手の足元に落とすショートクロス
  • ストレート抜き
  • スピンロブや深いムーンボール

など、全てのショットを相手に悟られることなく同じスイング軌道から繰り出すことができます。

■ 押し込まれたら無理せず「ムーンボール」でリセット

相手の球が深く弾んでベースライン側に下げられた場合は、無理に低い軌道で強打しようとするとミスの確率が跳ね上がります。 その場合は無理をせず、肘を上げてしっかり縦回転をかけ、軌道の高い「ムーンボール」で相手の深い位置へ返しましょう。相手の打点を崩し、再び自分が展開を優位にリセットすることができます。

第5章:バックハンド編「止め」と「肘上げ」でピンチをチャンスに変える!

アプローチや走らされた場面では、バックハンドの処理も非常に重要になってきます。バックハンド攻略のキーワードは「止め」です!

■ 片手バックハンド:左手で立てて「肘」で抜く

テイクバック:右手(グリップ)を少し下げ、左手でラケットを胸から肩の高さまでしっかり持ち上げて「ラケットを立てる」状態を作ります。

スイング:インパクトで手首をこねるのではなく、肘をすっと高く持ち上げる動作でボールを「縦に抜く」感覚を作ります。

■ 両手バックハンド:左脇を開けてインパクトで「ピタッと止める」

両手バックハンドで最も効果的なのが、「インパクト直前〜直後でスイングをピタッと止める(止め)」テクニックです。 特に走らされた土壇場や低い打点のアプローチでは、振り抜こうとすると軸がブレて力負けします。

  • 左脇をしっかり開けた状態で構える。
  • インパクトで無理に振り切らず、右手のグリップ・肘を「カチン」と止める。
  • 手元を止めることで、反動でラケットの先端(ヘッド)だけがスパッと一瞬で加速し、少ない力で鋭いドライブがかかります。

体勢が崩れそうな時ほど、大振りせずにこの「止め」を意識するだけで、相手の強打にも負けないブレないバックハンドが打てるようになります。

第6章:今日からコートで試せる!上達のための3ステップ練習法

頭で理解したら、あとはコートで感覚を掴むだけです!一人でもペアでも実践できるおすすめの練習ステップをご紹介します。

Step 1:ショートストロークでの「止め」と「手首固定」の感触確認

まずは短い距離で、手首の背屈を固定したまま、インパクトで「ピタッと止める」感覚を練習します。腕全体を振り回さず、打点近辺だけで手元を固定して当てるだけで、驚くほど良い打球が飛んでいく感覚を掴みましょう。

Step 2:手出し・球出しボールをサービスラインに落とす

コート内で手出しのボールを打ち、「重い回転をかけながら、相手のサービスライン付近に精度よく落とす」練習を行います。 強打しながら短くコントロールする感覚を養うことで、ボレーヤーの足元に沈めるストロークやアプローチの精度が劇的に向上します。

Step 3:「ストレートみ」を出したコース打ち分けドリル

前進しながらアプローチを打つ際、構えではストレートへ打つ気配を見せながら、最後のスイング軌道だけでセンターやストレートへ打ち分けます。 大振りせずコンパクトに肘を持ち上げるだけで、どんなコースにも自在にコントロールできるようになります。

おわりに

テニスのアプローチショットで大切なのは、「100%の力でバチンと叩くこと」ではありません。 試合の中でプレッシャーがかかっても、走らされて体勢が厳しくなっても、「絶対にアウトしない安心感」を持って振り切れるシンプルな技術を持っていることです。

  • ラケットダウンをせず、手首の背屈をキープする
  • 手首をこねず、肘を「顔の高さ(斜め45度)」へ持ち上げる
  • 低い球は外側を擦り、バックハンドはインパクトで「止める」

この身体の使い方を意識すれば、あなたのアプローチショットは劇的に進化し、試合で自信を持って相手を追い詰められるようになりますよ! ぜひ次回の練習で「肘上げ」と「止め」の感覚を体感してみてくださいね。応援しています!

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